読む人をポジティブにするブログ

大学職員として、英文文書の作成や「ヒト」のパフォーマンスを最大化する仕組みづくりを推進しながら、復業としてブログでの発信や英文法講座などを行っています。アインシュタイン・アプローチを実践しています。人の生き方や個性、心理、性質などに強い関心があり、ブログで学んだことや気づいたことを発信しています。趣味はピアノとDDR(日本191位)です!!

はあちゅうさんの本から考察する「”自分にとって”良い本」とは

ごきげんようYAMAHAです。

 

皆さんは最近良い本に出会えましたか?

どのような学びがありましたか?

なぜそれがあなたにとっていい本だったのですか?

私も最近、いい本にたくさん出会っています。直近では、はあちゅうさんの「半径5メートルの野望」が驚くほど自分にとって学びの多い良い本でした。今回は、はあちゅうさんの本を例にしながら、「”自分にとって”良い本」とはどのような本であるかについて私なりの考えを書いていきたいと思います。

☆自分の良いが他人にも良いとは限らない

みなさんが「良い本だ」と思った本のことについて思い浮かべていただきたいと思うのですが、その本はどの部分がどんな風に心に刺さりましたか?

 

当然ですが、人それぞれ思い浮かべる本は違いますし、その本のどの部分がどのように心に刺さったのかも千差万別です。

 

そうなんです。ある人にとっての良い本が、他の人にとっても良い本だとは限らないのです。だから、”自分にとって”良い本を見つけようという姿勢が良い本と出合う秘訣です。


☆自分にとって”良くない”本とは?

自分にとって良い本について書く前に、自分にとって良くない本とはどんなものかについて、私の経験を交えながら考察したいと思います。

 

みなさんも自己啓発本の1冊や2冊は読んだことがあると思います。私も、若かりし頃に昭和の時代を生き抜いた大企業の創業者の方々の本を読んだこともあります。別にその人たちをディスりたいわけではないので、ここではあえて名前は出しませんが。

 

大企業の創業者の本には、このような主旨のことが書かれていました。企業とは社会の公器であり、社会に貢献したいという気持ちこそが最も大切なことである、そして私はこんなふうに社会を変えたいという気持ちで今まで仕事に取り組んできたんだ、と。

 

読んだ時の私の感想は、へー、そういうものか。立派な志をお持ちだったんだなぁ、という印象でした。

 

大企業の経営者の話というのはどこか自分とは違う世界の話だと感じてしまったのです。しかも、社会貢献欲求というのは、金銭的欲求や承認欲求など、低次の欲求が十分に満たされないと、心から湧いてこないもの(だと思う)です。なので、まだまだ自分の欲求すら満たしきれていない自分には、正直全然ピンときませんでした。

 

そのため、自分の行動は何一つ変わることはありませんでした。本を読んでいるのにどこか他人ゴトだったのです。

 

このエピソードから言いたいことは、自分にとって良くない本とは、他人ゴトとしか捉えられない本のことだと私は思うのです。どんなに立派な方が書いた本出会っても、自分がそのレベルに達していないなどの理由で、自分ごととして捉えることができないのであれば、読んでも行動は何一つ変わりません。

 

なので、その本を読んで自分ゴトとして捉えることができないのであれば、ササっと読み飛ばしたり、機会を改めて挑戦したりしたほうが、有益なのかもしれません。

 

☆良い本の条件①「自分ゴト」

自分にとって良くない本とは、他人ゴトとして捉えてしまう本だと述べました。裏を返せば、自分にとって良い本とは、とことん自分ゴトとして捉えられる本のことだと私は思うのです。

 

たとえば、最近読んだはあちゅうさんの「半径5メートルの野望」は、自分ゴトとして捉えられる場所が驚くほど多かったです。引用して紹介したい部分もたくさんあるのですが、引用しすぎると著者の方に失礼なので、ブログや書くことに関して深く心に刺さった箇所だけご紹介したいと思います。(少し引用が長くなってしまって著者の方にはゴメンナサイ 汗)

自分の感覚で掴めない「大衆」をいきなりターゲットにしても、何の個性もないコンテンツができるだけ。いくつもの大ヒット曲を手掛けた元音楽プロデューサーの四角大輔さんは、「大ヒット曲というのは、大勢の人のためにつくられているのではなく、必ず、大事なたった一人の誰かのためにつくられている」と言っていました。私のブログは、芸能人でもないのに、かなりアクセス数があり、読者の方との絆が強いブログだと褒めていただくことがよくあります。それは、長く続けた結果だから、すごく嬉しく思っているけれど、「みんなに好かれたい」とか「人気ブログを書くにはどうしたらいいんだ?」と研究したわけではなく、最初は、周りの仲良したちに、近況報告をするつもりで書き始めました。今もそのスタンスは変わっていません。(p.180〜p.181)


少し前に、勉強のためにとあるセミナーに、行かせていただいたのですが、すごくつまらなく感じました。つまらないというよりも、言っていることの意味が全然わからないのです。それもそのはず。そのセミナーは、専門的な知識の下地がある人が、さらに知識を深めるためのものだったのです。

この経験から、わからないこと、自分の知識が追い付いていないことは「つまらない」と認識してしまうのだとわかりました。

でも、私以外のその場にいた人はその領域のプロばかりで、セミナーでもたくさんメモを取っていて、すごく内容が心に刺さっているように見えました。

それで、ああ、誰かにつまらない、と思われるコンテンツの方が、他の誰かには深く刺さるんだな、ということを思いました。みんなに受けるものは、一過性のブームにはなるけれど、、息が短くなってしまうこともあります。(p.256〜p.257)

はあちゅう「半径5メートルの野望」(講談社)より引用

 
もう、このあたりの文章がずしーんと、心の奥まで響くわけですよ。なぜなら、私がブログをここのところ継続して書いているからです。

 

そして、もっともっとたくさんの人に反応して欲しくて、知らず知らずうちに、大衆向けのようでありながら実は誰にも向けてかけていない、全然中身のないつまらない文章を書いていたのです。PVも全然伸びませんでした。

 

しかし、この文章を読んで、たった1人の伝えたい誰かを思い浮かべながら書いたり、紹介したいキーワードをひとつだけに絞ったりするようになったところ、逆説的にまた読者の方が反応してくれるようになりPVも再び伸びるようになりました。なので、今もたったひとりの「あの人」を思い浮かべながら、この記事を書いています。

 

話は戻りますが、以上の例のように、とことん自分ごととして捉えられる本こそが、自分にとって本当に良い本なのです。私の場合は、ブログやライティングに関すること、「自分」を仕事にすることなどが琴線に触れまくるので、ブロガー&「自分」という生き方のフロントランナーであるはあちゅうさんの本は、私にとってこの上なく良い本なんです。

 

☆良い本の条件②「タイミング」

わたしがはあちゅうさんを最初に知ったのは、転職する前に書店で見かけた『「自分」を仕事にする生き方』という本を読んだのがきっかけでした。その時も、すごく読みやすくて今の若者の心に響く文章を書く人だなと思っていましたけど、その時は私も発信や行動のできていない人間だったのでまだちょっと、他人ゴトな感覚でした。

 

ところが、それより以前に書かれた本であるにもかかわらず「半径5メートルの野望」を今の自分が読んで、当時よりもずっと深く心に響いたのです。そう、自分にとって良い本にめぐり合うためには、”タイミング”が重要なんです。恋愛と一緒ですよね。

 

以前はあちゅうさんの本を読んだ時には、まだ「自分」の人生を生きることができていなかったので、今ほど心に残っていません。ところが、たくさん発信し行動するようになった「自分」の人生を生きるようになった今だからこそ、はあちゅうさんの本が他のどの本よりも心に響くようになったのです。

 

みなさんはこんな経験がありませんか?

本屋さんで中身をめくってみて「おもしろそう」と思って買ったのに、他の本を読んでいたり仕事が忙しかったりして、しばらくしてから読んだら全然おもしろく感じなかったこと。

 

私もしょっちゅう経験してきました。もうそれは完全にタイミングを逃しています。読みたいと思った時があなたにとってその本を読むベストなタイミングなのです。

 

なので、忙しくても、できるだけ手にしてすぐにその本を読むようにした方がいいと私は思います。タイミングを逃して興味を失うくらいであれば、流し読みしてほんの数行アウトプットするだけでも全然いいんです。

 

☆まとめ

本記事をまとめると、「”自分にとって”いい本」の条件とは、

  • 著者の生き方や本の内容・テーマなどが自分ゴトとして捉えられること
  • その本のテーマへの関心が向いている真っ最中であること

だと言えるでしょう。みなさんも「自分との距離」と「タイミング」を意識して、自分にとっての最高の本との出会いを見つけていきましょう♪

 

なお、私が読後にサロンに入会してしまったことは言うまでもありません笑。

 

 

☆【追記】「レビュー」について思うこと

蛇足ですが、最近のモノやサービスに対するレビューについて思うところを書いておきたいと思います。

 

はあちゅうさんの本のレビューをAmazonなどでチェックすると、たとえば以下のような旨のことが書いてあったりします。

「人生経験の少ない著者に一体何がわかる」

しかしながら、「人生経験」とは、何を指しているのでしょうか

 

少なくとも、人生経験とは、それまでに過ごしてきた「時間」だけを指しているわけではないことだけは確かです。それよりもどれだけインプット・アウトプットを繰り返し、どれだけの試行錯誤を繰り返し、どれだけ人の役に立ってきたか。「人生経験」とはそういうものを指しているのではないでしょうか。

 

ただ年を取っているだけのおじさんやおばさんだってたくさんいます。翻って、はあちゅうさんのようにクラウドファンディング(か何か)で世界一周を実現したり、電通で勤めたり、ブログから書籍化するルートを最初につくったり、様々なフィールドで「自分」を仕事にしたり、本やブログなどの発信を通じてたくさんの「自分」を仕事にする人たちを生み出したりしてきた人がどれだけいるでしょうか。実績という点でいうなら、はあちゅうさんほど人生経験の豊富な人もなかなかいないと思います。

 

最近のレビューは、上述の例のように、有名な人や専門家などを否定することで、自分が高い位置にいる気分になって承認欲求のようなもの満たそうとする人が本当に多くなりました。

 

そのため、最近はレビューだけでは自分にとって本当に会う本を選ぶことが困難になってきたと感じます。ぜひ、みなさんにも、自分の目で商品紹介や目次、前書きなどを確認して、自分の物差しで自分に合った本を選んでいってほしいと思います。

 

 

とりあえず、

ブログなど発信することに対する考察を深めたい方や、「自分」を仕事にする生き方を目指したいと思っている方は、はあちゅうさんの本、オススメです☆

アイディアも整理整頓が必要です☆

ごきげんよう。必死で書きたいことを一つひとつ消化しているYAMAHAです。

 

今日は、時々立ち止まって、日々頭の中で考えていること(=idea)を整理整頓することの効用についてまとめていきたいと思います。

 

☆人間は考えては忘れる生き物である

読書をしたり、人と話したり、やりたいことを行動に移したりしていく中で、人は様々なことを頭の中で考えます。例えば、自分がやらないと決めたことであったり、半年後の目標であったり、人は日々たいへん多くのことに考えをめぐらせています。

 

決めたり考えたりしたことを、再び頭の中から取り出そうとする場面も少なくありません。ところが、人の記憶容量には限界があり、時が経ってしまえば考えていたことの上に新たな考えが上書きされ、うまく取り出せなくなってしまいます。こういった事態を防ぐためにも、定期的に自分の考えていることを頭の外へ出して整理してやることが必要です。

 

☆脳の容量には限界がある

みなさんは、「ワーキングメモリ」という言葉をご存知でしょうか?ワーキングメモリは心理学に分類される用語です。単純化して言ってしまえば、人間の短期記憶のことです。手続き記憶と対比される、「作業記憶」と呼ばれることもあります。

 

人間は学習段階において、ものごとを知って覚えようとしたり、問いに対する答えを考えたりします。この時に活躍するのがワーキングメモリです。

 

これに対して、「手続き記憶」というものは、頭で考えなくても自然にできることを指します。人は、学習しようとするものごとを、何度も反復することによってワーキングメモリから手続き記憶へと移行させます。

 

ここで大事なことは、ワーキングメモリの容量には限界があるとされていることです。つまり、人間の短期記憶には容量に限りがあり、反復しない重要なことからどんどん忘れていってしまうのです。

 

☆頭の中身も出してあげよう

脳の容量に限界があるからこそ、時々中身を頭の外に出して整理してあげる必要があります。テーマの選び方は様々ですが、最近考えることの多かったトピックをお題にするとほどよく整理できます。

 

まとめ方も、これが正解という決まったまとめ方はありません。①〜、②〜、③〜のように数字で並列にまとめてもいいですし、箇条書きで羅列してもいいです。とにかく出してから最終的に整理すればOKです。

 

いろいろ考えをめぐらせていると、たくさんの思考が複雑に絡み合っているように見えますが、出してみると意外とシンプルであることに気づく場合がほとんどです。だいたい3つか4つにうまくまとめることができます。

 

たとえば、私が最近頭の中身を整理した例としては、「自分の日々の行動指針」があります。組織のミッション・ビジョン・バリューでいうところのバリューです。

 

整理する前は、日常で意識すべきことがたくさんありすぎると思っていました。ところが、整理してみると、意外と重要なものを3つくらい意識すれば十分だとわかりました。

 

具体的には、

①22:40に就寝して4:40に起きるという習慣を徹底すること。(時間は要調整)

朝は作業が本当にはかどります。仕事に行く前に一時間半くらいはやりたいことを先にしておくことで、1日を気持ちよく過ごせます。ところが、夜がんばりすぎて就寝時間が遅くなってしまいがちなので、終わりの時間もしっかり守って、6時間は睡眠を確保したいところです。

 

②部屋を整理整頓し、キレイな状態を保つ。

私はやりたいこと以外の生活のことは本当に疎かにしてしまいがちです。でも、家の環境が整っていないと生活習慣が乱れたり、睡眠の質が下がったりとマイナス面があることも身をもって体験しています。なので、いらないものは捨てて、キレイにして、散らからない仕組みづくりは私にとっては必須の課題です。

 

③糖質と炭水化物を控える。

糖質を取りすぎると、太ります。ただ、炭水化物もある程度摂取しないと体のコンディションが悪化します。さらには、糖質を取りすぎるとお肌のコンディションが最悪になります。なので、糖分は極力控え、炭水化物は必要な分だけ適度に摂取します。実践できれば、必要以上に運動しなくても体型を維持することができます。

 

 ☆整理の極意とは

以上の例のように、整理する前はたくさんあって複雑に絡み合っていると思っているようなことでも、いざ整理してみると3つか4つくらいの大きなまとまりに収まることが多いです。

 

全部出そうとする中で、重複しそうな考えを一括りにまとめたり、必要のないものは削除したりという作業をすることになるからです。実は、これこそが「整理」の本質なのです。整理とは、乱れた状態のものを秩序立った状態にすることであり、また、不要なものを取り除くことを意味します。

 

ですから、アイディアの整理は、①散らかった考えを秩序立ててまとめること②不要なものは思い切って取り除いたり大きいものの中に含めたりすること、をゴールにすると良いでしょう。

 

☆整理の後は「整頓」もお忘れなく

頭の中を整理することとあわせて、整理したものを記録しておくことも重要です。手書きでもいいですし、メモアプリでもいいですし、題名をつけてクラウドメールに放り込んでおいてもいいです。せっかく散らかっていた考えを整理したのですから、必要な時にいつでも取り出せるようにしておきましょう。きっとみなさんも「あの時考えたこと、結局どうなんだったっけ?」と思い出せなくなった経験、ありますよね?

 

実は、これこそが「整頓」の本質なのです。整頓とは、ものごとを秩序立った状態に配列することでいつでも取り出せるようにしておくことです。整理する中で取捨選択して残ったものを、秩序立てて並べて保管していつでも取り出せるようにしておく。整理整頓という語順にもきちんとした理由があったわけですね。

 

☆脳内の整理整頓が持つ3つのメリット

最後に、頭の中を整理整頓することのメリットを3つご紹介したいと思います。大きく分けて、①取捨選択された本当に必要な情報へとまとまること、②整然とした情報が残るため記憶したり引き出したりしやすくなること、③脳の空き容量が増えて他のことを考える余裕が生まれること、の3つのメリットがあります。

 

①取捨選択された本当に必要な情報へとまとまること

考えを整理する段階で、自然と小さなものを大きなかたまりとしてまとめたり、不必要なものに気づいて取り除いたりします。その結果として残ったものは、本当に必要なものであり、しかも整然とした状態で残ります。人間は、そのように秩序だったものこそ、すんなりと把握できるのです。

 

②整然とした情報が残るため記憶したり引き出したりしやすくなること

整理された情報は、不要なぜい肉がそぎ落とされた見栄えの良い状態になっています。このような情報は、記憶しやすいです。人間は、情報量が多すぎたり、複数の情報が並列関係になっていなかったりすると、把握するのに時間がかかり記憶にも残りません。また、秩序立っているため、次回使おうと思った時に容易に引き出すことができるのもうれしい点です。

 

③脳の空き容量が増えて他のことを考える余裕が生まれること

脳内に合った複雑なことを整理して、いつでも引き出せる状態をつくっておけば、ワーキングメモリにもはやその情報を残しておく必要がなくなります。ワーキングメモリから必要のないものを削除するということは、脳の空き容量を増やすことにつながります。ワーキングメモリは、「思考」を司る記憶装置です。ワーキング容量の空きを増やすということは、それだけ脳内で新しいことを考える余地が増えるということです。

 

胃袋だって消化してどんどん体外に出していかないと、新しい食べものを受け付けることができませんよね。脳みそだって同じなんです。定期的に摂取したものを咀嚼して脳の外に出してあげる。そうして空き容量を増やす機会をつくることによって、新たな考えを受け入れる余地が広がるのです。

 

 

いかがでしたでしょうか。頭の中を定期的に整理整頓してあげることには、こんなにもたくさんのメリットがあるのです。みなさんもアイディアの整理整頓を意識的に日常に取り入れて、脳の新陳代謝を高めていきましょう♪

相手の「ペース」を尊重するという考え方について

ごきげんよう。アウトプットしたいことがたくさんあるのに全然追いついていないYAMAHAです。

 

今日は人それぞれが持つ「ペース」を尊重することについて書きたいと思います。お互いがそれぞれ相手のペースを尊重して歩み寄ることがで、もっと過ごしやすい組織や社会になればいいなという私の思いを綴ります。

 

 

☆「ペーシング」という考え方

対人関係における考え方のひとつに、「ペーシング」というものがあります。

 

会話や行動には、人それぞれのペースがあります。「ペーシング」とは、一言で言えば相手の話や行動のペースに自分の話や行動のペースを合わせることです。

 

自分には自分の、相手には相手のペースがあります。そして、相手には相手のペースがあるということを理解し、自分のペースを相手に合わせようという姿勢を持つことで、相手が気持ちよく話したり行動できたりするようになります。

 

☆傾聴系スキルには必須のペーシング

私は、「コーチング」という傾聴を通して相手の成長をサポートするスキルを学んでいる時に、この「ペーシング」という考え方に出会いました。

 

傾聴する際のペーシングでは、会話のスピードを合わせたり、言葉使いを合わせたり、共通認識を持つために確認を入れたりします。

 

コーチングやカウンセリングなどにおいては、相手の内面にある気持ちを引き出すことが必要不可欠です。ペーシングの姿勢を持つことで、相手は自分に対して「話しやすさ」を感じて、自分の内面の深いところにある本当の気持ちを話そうという気持ちになってくれるのです。

 

☆会話だけにとどまらないペーシング

ペーシングが力を発揮するのは、会話の時だけではありません。身近なところで言えばデートでだって行動のペーシングが必要になったりします。

 

恋人同士が並んで歩く時には、歩みの早い人は遅い人に合わせて歩みを緩め、遅い人は早い人に合わせてスピードを上げることで、2人にとってちょうどいいスピードが生まれます。食事だって同様で、片方が食べ終わるのが早すぎるとお互いに気を使ってしまうため、お互いのペースに合わせるという気持ちは欠かせません。

 

このように、ペーシングは会話に限らず、恋愛や仕事など様々な場面で必要になってくる考え方なのです。

 

☆ペーシングについて書こうと思った理由

今回、改めてペーシングについて改めて書こうと思った理由は、実家で身内の葬儀があったからです。葬儀は、故人を弔うというのが主たる目的であるはずです。

 

ところが、親戚たちが集まると、早く~しろとか、こういうやり方でこうしろっていったじゃんとか、いろいろとお互いの行動に指示を出して干渉したり、思い通りに動かないとイライラしたりして感情的な衝突が生まれます。故人と関係のないところで、です。

 

故人がそんな姿を見たら、果たして喜ぶでしょうか。答えはNOです。みんながお互いのペースを尊重して、気持ちよく協力して葬儀をつくっていけたらいいのに、と思いながら準備をしていました。

 

☆仕事でも大事なペーシング

会社など、たくさんの人が力を合わせて事業を営んでいる場でも同様です。ある人が試行錯誤しながら作業をしている途中なのにいらない指図をしてきたり、なぜそのようなやり方をしているのかとかに想像を及ぼすことなく、目の前の現象だけを見てそれはダメだ、それは違うなどと言ったりする人は本当に多いです。

 

組織のメンバーもそれぞれのペースで自分の考えを持って仕事をしています。そのため、その人の行動の背景にある考えを忖度したり、協力者と自分がお互いにとってちょうどいいペースにまで歩み寄ろうとしたりする姿勢は、お互いが気持よくイキイキと働くためには欠かせません。

 

プロセスで相手のやり方が自分と違ったり、順序が違ったりしても、ゴールさえ間違っていなければ問題のないことは多いです。それどころか、指示を出された方のやり方のほうが効率的だったりすることさえ往往にしてあります。

 

なので、相手の考え方や相手のペースを尊重して、必要以上に自分のペースや自分が考える手順だけを押し付けることのないようにすることが、人間関係においては重要になります。

 

☆お互いの歩調を合わせて住みよい組織や社会をつくりましょう

私はこれからも他者と一緒に何かをするときには、相手のペースや考え方を受け止めて、お互いのペースで気持ちよく仕事し補完し合いながら一緒に成果を出せるようなパートナーシップを気づいていきたいと思っています。

 

そしてみんながお互いのペースは違うんだということを意識できるようになれば、間違いなく世界はもっと優しく住みやすいものになると思います。

 

もちろん、スピードの早い人が遅い人に合わせるだけでは生産性が落ちるばかりなので、ペースの遅い人もペースが早い人と共同作業をする際には、その間くらいのペースまでギアを上げるよう努めることもまた、大切です。

 

みんながみんな、遅い人にペースを合わせろと言っているのではありません。遅い人が、早い人のペースに合わせようとする姿勢を持たずにのんべんだらりとやっているのであれば、それはまた違うと言わざるを得ません。必要なのは、「お互いが」歩み寄ることです。

 

世界には、様々なペースの人がいます。会話や行動のペースや考え方は、人それぞれに違います。自分のペースを知り、相手のペースに合わせようという姿勢をお互いに持つことで、気持ちの良い共同作業ができる社会にしていきましょう。

「シロムネオオハシ」を頭にのっけてもらいました♪

ごきげんよう。やっと実家と関東との往復の日々から解放され落ち着いてきたYAMAHAです。 

 

先日、ブログやSNSのトップ画像を更新しました。自分の似顔絵が入ったイラストにしました。

 

Twitterなどでもその人のキャラクターが伝わってくる個性的なイラストをトップ画像にしている人がたくさんいます。そういう方々のトップ画像を見て、「自分も特徴的なトップ画像が欲しいなぁ」と思っていました。

 

ところが、私は絵やイラストなどのビジュアルに訴える芸術を創作することが本当に苦手です。そのため、自分でイラストを書くのではなくプロの方にお願いしようと思いました。

 

イラストを頼もうと思ったときに、どこかに似顔絵を書いてもらいに行くという選択肢も考えましたが、データでほしかったこともあり、ネットで外注先を探すことにしました。

 

調べてみると、インターネット上には実にたくさんのイラストレーターさんが、オンラインでイラスト制作を請け負っていることがわかりました。

 

「coconala」や「CrowdWorks」といったクラウドソーシング系サイトを利用すれば、豊富な選択肢があるので簡単にご自身の好みに合ったイラストレーターさんが見つかります♪

 

私がいろいろ調べていくうちにたどりついたのは、あやたまこさんのブランド「atamanose」のイラストでした。「atamanose」イラストの特徴は、ブランド名の通り、自分の似顔絵の上に何か好きなものをのっけることができることです。

 

たとえば、あやたまこさんのWebサイト上のサンプルイラストでは、リンゴやバナナが頭にのった似顔絵イラストが掲載されています。自分も頭にのせたいものが何かあるかなと想像した時に、のせたいものが瞬時に思い浮かんだので利用することを決めました。そののせたいものとは「シロムネオオハシ」でした。

 

私は、とにかく「独自性」という観点を重視して世界やものごとを見ます。独特の存在感を放つ人やものが大好きなんです。そのため、めずらしい植物や特徴的な鳥、深海やアマゾンに住む魚などは私の大好物です。たとえば、リュウグウノツカイラフレシアスマトラオオコンニャクなど。先日も職場で学生がラブカというレア度の高い深海魚のグッズをカバンにつけているのを見て、興奮を抑えられなかったくらいです。

 

そして、頭にのせるなら、めずらしいながらも存在感があって親しまれやすい鳥がいいと思いました。それこそが、シロムネオオハシだったのです。ハシビロコウエミューなど好きな鳥はたくさんいますが、その中でもシロムネオオハシはいちばん特徴的でイラストとして映えそうだと思ったのが大きかったです。本当に可愛いし、いつか飼ってみたいと思うほどです。

 

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そして実際にのっけてみたら…やはりかわいい!かわいすぎて人物の存在感が霞んでしまうほどでした笑。


atamanoseさんは、最近はテレビにも出演なさったりと、話題になりつつある方のようです。イラストのアウトソーシングを検討している方で、何か頭にのせたい!自分と一緒に描いて欲しいものや生物がすぐに思い浮かぶ!という人にはあやたまこさんのイラスト、とてもオススメです

 

私は北九州に6年住んでいたので、北九州出身という点にもすごく親しみを感じたのも決め手のひとつだったかなと思います。生まれた年も一緒でしたし笑。

 

ちなみに値段もかなりお手頃です。私は、イラスト1枚お願いすするのであれば、10,000円くらいはかかるかなと覚悟していました。ところが、オンラインのイラストは1,000円~2,000円くらいで購入できるものも多く、あやたまこさんのイラストは2018年9月時点では人物1人で800円~でした。購入もオンラインですぐに完了するため、ハードルも低いです。

 

↓ご興味がある方は、詳しくはコチラ↓

www.atamanose.com

 

加えて、クラウドソーシングなどウェブ経由でのサービスのやり取りのハードルがますます低くなってきているので、そういったサービスをうまく利用して自分の活動を補完していきたいと思いました。

 

もちろん、サービスの受益者として利用するだけではなくて、サービスの提供者となれるように自身の知識やスキルを高めていきたいとも思っています。ライターとして「言葉」を提供している友人もいるので、自分も負けていられないなってやる気をもらっています。

 

すでにクラウドソーシングを利用してサービス提供している方や、有効活用なさっている方は、またよかったらお話聞かせてください♪

距離感や結婚について思うこと

ごきげんよう。やっとピアノの発表会が終わってほっとしているYAMAHAです。

 

今日は、なぜか朝から「世界観」という言葉が頭から離れませんでした。それで、「世界観」という言葉から思ったことをいつものように書き殴ってみたら、距離感や結婚について思うところがあったので言葉にしてみました。

 

 

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☆「世界観」について

なぜか起きてすぐに気になってしまった「世界観」という言葉を辞書で引いてみると、

「世界およびその中で生きている人間に対して、人間のありかたという点からみた統一的な解釈、意義づけ」(goo国語辞書)

なんて書いてありますが、要は世界はこういうものだっていう見方や解釈のことでしょう。

 

持っている「世界観」が違えば、見えてくる世界も違うものになります。たとえば、マザー・テレサにとっては世界の貧しい人々は救済の対象であるかもしれませんが、スーパーお金持ちで権力を持った資本家からすれば、爆発的人口増加の下での貧困者や労働者は、いつか排除すべき対象に見えているかもしれません。

 

☆私が世界に対して持つイメージ

私は、とにかく人の個性や違いが大好きです。世界中の人々はみなさんそれぞれが多様な個性を持っていて、価値観も全然違うように見えます。

 

そんな私の世界観の1つは、誰もがそれぞれ異なった価値観を持ち、それぞれの価値観が総体となって現在や未来を形づくっている、そんなイメージです。

 

大勢の人と一緒にいるのが好きな人もいれば、1人もしくは1対1でいることを好む人もいる。好きなことをイキイキとやっている人もいれば、生活のためにイヤなことでもがまんしてやっている人もいる。何ごともポジティブに解釈して前向きに生きる人もいれば、何でも否定的に捉えて悲観的に生きる人もいる。

 

本当に様々な人が共存しているので、その中で自分が一緒に過ごして心地よい人と一緒に過ごせばいいと思いますし、合わない人とは少し離れてるくらいの方がお互いに気持ち良く過ごせます。人間関係に居心地の悪さを感じるようになったら、それは距離感が近すぎることが原因の場合が多いです。なので、みんながそれぞれを不快に思わない程度の距離感で調節していける、そんな世界になったらいいなと思います。

 

でも、問題は「適切な距離感がある」という発想がない人があまりに多いことです。みんなそれぞれ全然違う考え方を持っているのだから、ある距離感である人と良い関係を築けていても、他の人と同じ距離感でうまくいくとは限りません。むしろ、うまくいかないことの方が多いです。

 

だから、相手が違えば適切な距離感も違うということを意識して過ごす人が増えれば、世界はもっと快適で住みやすく、人間関係で不快な思いをする機会が減るのになと思ったりするわけです。

 

学校や会社、コミュニティなどを離れたところで愚痴ばかり言っている人の会話が聞こえてくると、残念な気持ちになります。そんなに不快ならもう少し距離を取ればいいのにと思ってしまいます。

 

☆「距離感」から考える「結婚」

少し恋愛に話はそれますが、恋人同士の時にはすごく仲良しでも、結婚して全然仲良くなくなってしまう人もたくさんいます。朝も夜も、休みの日もずっと一緒にいるような生活をしていれば、話すことも少なくなりますし、距離が近すぎてうっとうしく思うこともあるでしょう。人間、「ちょっと物足りないな」と思うくらいでお別れした方が、次会うのが楽しみになったりするものです

 

夫婦だからって毎日一緒に過ごさなければならないというわけではないと思いますし、場合によっては週末は別行動をするとか、逆に週に1・2回会うとか、そんな程度でもいいでしょうし、日本と東南アジアで離れて暮らしているとか、そういうステレオタイプにとらわれない夫婦のあり方がもっともっと増えて許容されていってほしいと思います。

 

先日は、はあちゅうさんとしみけんさんが「事実婚」を選択したことでネット上では話題になっていました。この事例も、前例にとらわれない先進的な夫婦のあり方として評価されるべきで、このような柔軟な恋愛や結婚がもっと広まっていって欲しいですね。

 

せっかく日本型雇用に象徴されるような「画一性」から人々が解き放たれ始め、「多様性」という考え方が重要視されるようになってきているのですから、夫婦の有り様だってもっともっと多様であっていいと思うわけです。

 

人口が増え続けることを前提としていた社会のように、1つの組織で年齢とともに少しずつ上がっていく収入で家庭を賄い、男性は仕事、女性は家庭という棲み分けはもはや消失しつつあります。産休や育休などを使いながら男女とも同じ組織で継続して働くことのハードルは下がっています。

 

それどころか、「個」が強くなりつつある時代においては、お互いが自立して好きなことに打ち込みながら、必要な時に支え合ったり、会えない時でも相手のことを考えればもっとがんばろうと思えるような関係が、幸せの新たなカタチ(=支合わせ)なのかもしれません。

 

 

プレッシャーを克服するための3つのヒント

ごきげんようYAMAHAです。

 

今日は、プレッシャーを克服して大事な場面で自分の力を発揮できるようになる方法について書きたいと思います。書こうと思ったきっかけは、外からのプレッシャーに苦しむ友人の言葉に触れたからです。

 

前職では医学部受験支援をしていましたが、医学部受験ほど強いプレッシャーのかかる場面はなかなかありません。生徒たちがプレッシャーを乗り越えられる言葉を伝えられるよう、プレッシャーについて学び、自分自身も実生活で試行錯誤を繰り返してきました。

 

それらを言葉にまとめて発信することで、誰かのプレッシャーを乗り越えるためのヒントになれば幸いです。

 

 

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☆そもそもプレッシャーの意味とは? 

試験や演奏会、大会などで、パフォーマンス低下の原因となることの多い「プレッシャー」ですが、プレッシャーは何のために存在するのでしょうか。

 

「プレッシャー」とは、ある結果を手に入れたい、もしくは手に入れなければならないという圧迫感のことです。あるできごとに対して自分の内部でつくり出すこともあれば、職場の上司や先生などの外部から与えられる場合もあります。

 

いずれにせよ、プレッシャーは「結果を出さなければならない」という気持ちが生み出すものです。人は自分にプレッシャーをかけることによって、血のめぐりをよくしたり、瞬発力を高めようとしたりします。

 

ところが、人はプレッシャーを過度に感じすぎると、血のめぐりが良くなりすぎたり、手足が震えたり、筋肉に力が入りすぎたり、視野がせまくなったりしてしまいます。多くの人は、強いプレッシャーを感じることでパフォーマンスが低下してしまいます。

 

つまり、プレッシャーとは「結果を出すこと」への強い思いが生み出すものであり、プレッシャーの影響を受けやすい人は、それだけ結果への思いが強いことへの裏返しでもあります。

 

☆ストレスはプレッシャーと何が違うのか。

プレッシャーについて論じる際によく論点になるのが、「ストレス」との違いは何かということです。この問いに関して、私は以下のように解釈しています。

 

「ストレス」とは、外部から何らかの力を受けて生まれる応力です。何かできごとがあると生まれる、感情や化学物質などをイメージしていただくといいと思います。

 

ストレスは、外部からの刺激に対して生じて蓄積していくものです。なので、ストレスが問題となる時には、いかにストレッサー(ストレスの元となるもの)との接触を減らすかや、いかにうまく取り除いてやるかを考えることになります。

 

つまり、ストレスは外部からの刺激に対して発生する感情や化学物質のことで、蓄積していくものなので取り除く方法を考えていく必要があるものであるのに対して、プレッシャーは結果を出すことへの思いが生み出す圧迫感であり、圧迫感をなるべく小さくする方法を考える必要があります

 

☆プレッシャー克服のための3つのヒント

大事な場面で私たちのパフォーマンスを低下させてしまうことの多いプレッシャーを、私たちはどのようにして克服していけばいいのでしょうか。プレッシャーへの対処方法は様々なものが考案されていますが、ここでは3つの考え方をを紹介したいと思います。

 

①「知っている」「わかる」から「できる」へ

本番で良いパフォーマンスを発揮できるようにするためには、必要な動作が無意識的に「できる」ようにしておく必要があります。

 

受験生の例でいえば、いくら参考書を読んで「知って」いたり、授業で先生からどれだけ素晴らしい解説を聞いて「理解して」いたりしても、入試本番の緊張感の中では問題を解けないことが多いです。

 

きちんと入試本番で力を発揮している受験生たちに共通して言えることは、「知っている」「理解している」ことを何回も実際に問題を解いて、反射的に「できる」状態にしていたということです。

 

言い換えると、インプット(=知識や解き方を頭の中に入れる)ばかりしていて、アウトプット(=せっかく仕入れたものを実際に使ってみる)を通して頭の中から「出す」訓練をしていないと、プレッシャーの強い状況下で良いパフォーマンスを発揮することができないということです。

 

しかしながら、プレッシャー・マネジメントの専門家であるHendrie Weisingerと心理学者のJ・P・Pawliew-Fryは、著書「PERFORMING UNDER PRESSURE」(早川書房。邦題:プレッシャーなんてこわくない)において、

手続き記憶(=無意識に「できる」状態になっている、体で覚えたもの)は、手順などを考えることに意識を持っていくことで、その動きが阻害されてしまう危険性(p79~p89より要約)

を指摘しています。これは、一度体で覚えたことを本番で再現しようとしているのであれば、余計なことを考えずに体が反応するままに身を任せた方がうまくいくということを示唆しています。

 

つまり、強いプレッシャーのかかる場面では、練習の段階において反復によって動作を無意識的に「できる」状態にまで高めておいて、本番をむかえたらあとは手順など頭の中で余計な言葉をめぐらせずに目の前のパフォーマンスに集中することが、良いパフォーマンスを出すための秘訣です。

 

 ②「挑戦」のマインドでのぞむこと

続いては、マインドの持ち方についてです。強いプレシャーの下では、「挑戦」のメンタルでのぞむことが、パフォーマンスを高める上でも有効であると言われています。

 

再び受験生の例をあげれば、普段の実力もぱっとせずセンター試験もそこまで得点できていないような受験生が、逆転合格を果たす場面を私は何度も見てきました。

 

逆転を果たした受験生の多くは、「ダメもとでこれまで勉強してきた成果を出し切ろう」「状況は厳しいけど、今後のためにも1点でも多く取れるようベストを尽くそう」のように、困難な状況下でもなんとか立ち向かっていこうという、前向きなマインドで本番をむかえていました。

 

一方で、普段の実力は申し分なく、ほぼ受かることは確実だろうと思われている受験生でも、残念ながら第一志望に受からないという事例をたくさん見てきました。

 

そのような学生に共通するのは、「本番で模試のときみたいなミスをしたらどうしよう」「これで失敗したらもう1年がんばらないといけない」といったように、最悪の場合をイメージしてしまうということでした。

 

不思議なことに、プレッシャーの強い状況下では、人のパフォーマンスは想像以上に頭の中の「イメージ」の影響を受けます。そのため、強いプレッシャーがかかる状況下では、プレッシャーによって自分がマイナスの影響を受けるという受動的な気持ちではなく、自分が目の前の状況にポジティブに働きかけてやるんだという能動的な気持ちを持つことが非常に重要な意味を持ちます。

 

苦手な人は、本番前に「できるできるできる…」とつぶやくだけでも違います。そのような能動的なマインドを本番で持てるように普段から訓練することによって、プレッシャーを押し返せる自分をつくっていきましょう。

 

③自信を育む

もうひとつプレッシャーを乗り超えるうえで大事なことは、日々の積み重ねの中で確かな「自信」を育てていくことです。

 

上述のように、プレッシャーは「結果を出したい・出さなければならないという気持ちから生じる圧迫感」です。これは裏を返せば、手に入れたい結果までの距離が大きいと感じるほど、圧迫感が大きくなってしまうということです。

  

自分の実力に対する自信が十分に育っていないと、自分の実力と欲しい結果との間に、途方もない距離を感じてしまいます。この場合、自分の実力でその結果を手に入れることを不必要なほど困難だと感じてしまうため、感じる圧迫感も人一倍大きくなってしまいます。そのため、プレッシャーの影響が大きくなり、パフォーマンスが過度に低下してしまいます。

 

そのため、日々の積み重ねの中で長期的に自信を育んでいくことは、プレッシャーを乗り越えるうえで本当に大切な要素です。

 

自信の育て方は様々なアプローチがあるので、ここでは書き切れませんが、最後に一つだけ自信を獲得するためのヒントを書きたいと思います。

 

受験生を指導する中で感じたのは、きちんと努力していても自分に自信が持てない人は、日々の自分にOKをあげることができていない場合が多いです。

 

自信が足りない人は、概してまじめな人が多いです。まじめな人は多くの場合、「~しなければならない(should / must)」という向上心を持ち、意識を高く日々の勉強や練習に励んでいます。

 

ところが、「~しなければならない」という気持ちを持つ人は、毎日の目標をものすごく高く設定します。自分が1日100%の力で走り続けることができればなんとか達成できるくらいの高い目標です。

 

ところが、毎日計画通りに100%の力で走り続けることは、ほとんどの場合困難です。そして、毎日の目標を達成できず、「もっとやらなきゃ」「自分はまだまだだ」と、日々の自分にOKをあげることができません。

 

実は、自信を構成する大きな要素の1つは、それまでの自分にどれだけOKをあげられたかなのです。そのため、自分に厳しすぎる自覚のある人は、毎日の目標をいつも100%走り続ける自分で考えるのではなく、持続可能なくらいまで下げてあげることも大切です。

 

そして、毎日少し背伸びしてがんばれば達成できるくらいの目標を達成できた自分にOKをあげましょう。それよりたくさんできたら、自分を心からほめてあげましょう。自分がきちんと継続できる目標を設定することで、自分の中にOKをたくさん積み重ね、揺るぎのない自信をつくっていきましょう。

 

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いかがでしたでしょうか。

 

私も先日ピアノの発表会があったのですが、反復練習を何度も行い「できる」状態にしていたにもかかわらず、本番で少しミスタッチをしてしまいました。

 

その時には、手続き記憶(=できる)にした後に手順などを考えすぎたのが、失敗の原因でした。そのような失敗を振り返って学んだことを、今回に記事には反映しています。この内容が一人でも多くの方の、「プレッシャーとの付き合い方」のヒントになることを願って、本記事の締めとしたいと思います。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

2,000字でわかる「プラウドボイスメイク」

ごきげんよう。サムバディになりたいけどまだまだ全然ノーバディなYAMAHAです。

 

春から関東に引っ越したので、これを機にやろうと思ったことはとりあえず何でもやってみようと思って過ごしてきました。

 

夏に観た学生ミュージカルに触発されてボイトレも始めたんですけど、そのボイトレに出会ってから、自分の中で前向きな変化がたくさんありました。

 

なので、今回は始めて1ヶ月ちょっとの間のエピソードも交えながら、そのボイトレの魅力について書きたいと思います。ご紹介するのは、「プラウドボイスメイク」という名称のボイストレーニングです。

 

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☆「プラウドボイスメイク」とは

プラウドボイスメイク」は、ハリウッドでボイストレーニングを学んだ金丸明日香先生がつくりあげた、"自分本来の声"を引き出して"自信を持った生き方"へと導くボイス&マインドトレーニングサービスです。

 

プラウドボイスメイク」には、大きく2つの特徴があります。第一に、その人の持つ”本来の声”を引き出すことを大切にしていること。第二に、受講生の生き方やマインドの向上にまでサポートが及んでいることです。

 

☆自分の”本来の声”を引き出してくれる

プラウドボイスメイク」では、その人の”本来の声”で歌えるようになることを大事にしています。明日香先生の言葉からも、自分らしい声を引き出すことへの強い思いが感じられます。(以下引用)

 

普通のボイストレーニングでは、お腹に空気や力を入れたり、頭から声を出したりすることを教えられますが、本書は違います。ハリウッド式のボイストレーニングを基礎に、トップアーティストが行っている方法や医療現場で行われている方法を組み合わせ、さらにボイストレーニングが初めての方でも簡単にできるようにアレンジすることによって "自分本来の声" を引き出しています。 

――金丸 明日香『人生が変わる!! 本当に「いい声」になる方法』(小学館)より抜粋

 

明日香先生は、歌手を志ながらも相手の心に届くパフォーマンスができずに苦しんでいました。その時に、ハリウッド式のボイトレを学んで自分の声が他の人の心に届くようになった経験と、それが人生に及ぼす様々な前向きな効果を、多くの人にシェアしたいという思いから「プラウドボイスメイク」が誕生しました。 

 

☆私が「自分本来の声」を取り戻した瞬間

その後、明日香先生は「プラウドボイスメイク」を広めるため、Rainbow Voice 株式会社を立ち上げました。そのメンバーであり、「プラウドボイスメイク」の伝道師・菱沼まなみ先生とのレッスンでのエピソードをご紹介したいと思います。

 

そもそも、私の声はとても低くガラガラで、私は自分の声があまり好きではありませんでした。歌は女性ボーカルの高い声の曲の方が好きですし、接客する時は高くて優しい声の方が好まれるだろうと無意識に思っていました。いつのまにか全然自分の声で喋らなくなっていました。

 

そんな自分の低い声が嫌いな私に対して、菱沼先生は「はい、じゃあ1オクターブ下げて歌ってみよう~」と。もうすでに低い声なのに何を言い出すねんこの人はって正直思っていました笑。全然気が乗らないまま1オクターブ下げてデーモンみたいな声で歌いました。すると、ある変化が起こったのです。

 

レッスン後、特に意識しているわけでもなく、普段出すことのないめちゃめちゃ低い声で先生と話している自分に気づきました。なにより、そのトーンで話す時、ものすっっっっっごく楽だったんです。お腹から肩にかけての力が完全に抜けているような感覚で、本当の自分と出会ったような感覚を体験しました。

 

その時に「あ、今まで自分の本当の声を押し殺したまま生き続けていたんだな」って、何かに気づきました。そして、コントラバスみたいな低音を出している自分と、あまりに体の力が抜けている自分を客観的に見るとおもしろすぎて、一人で大笑いしていました。

 

今はもう自分の声が好きになりつつあり、本来の声で楽に話せて楽に呼吸ができるようになりたいと思いながらトレーニングしています。自分の声への嫌悪感がなくなるという心境の変化があったことが、私にとっては重要な変化でした

 

☆幸せになれるマインド!?

プラウドボイスメイク」のもう一つの大きな特徴は、受講生の生き方やマインドの向上にまで踏み込んでサポートしていることです。以下は明日香先生の著書より、マインド向上のサポートへの思いがわかる部分です。

 

「ハリウッド式ボイトレ」をベースに、声の癖を取ることで思考の癖・ものごとの捉え方の癖・思い込みの癖などをリセットして、その人らしさを活かして「幸せになれるマインドにしていく」ボイトレ方法。わたし自身の経験から編み出したこのオリジナルのボイトレ方法を「プラウドボイスメイク」と名づけました。

 ――金丸 明日香『人生が変わる!! 本当に「いい声」になる方法』(小学館)より抜粋

 

☆おかげさまで私もアクセル全開です

その明日香先生の意思をしっかりと引き継いで、菱沼先生も生き方にガンガン干渉してきます。(とてもいい意味で笑)

 

たとえば、先生の素質論のお話が興味深かったのでオススメの本を教えていただいた時には、「そんなに本読むならアウトプットしないともったいないよー」と発破をかけていただいたり、発信した先の人を思う大切さを教えていただいたりと、めちゃめちゃ影響を受け背中を押していただいています。この1か月ちょっとで、思ったことは何でも形にする自分へと変化することができました

 

☆迷ったら体験へGO!

いかがでしたでしょうか。普通にボイストレーニングを受けるだけでなく「自分本来の声が出せるようになりたい」方や、発声を通じて「自信を持った生き方を手に入れたい」方は、是非プラウドボイスメイクの体験から始めてみてください。きっとお気に召すと思いますよ♪ (2,036字)

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これからしばらく、こんな感じで紹介したいと思ったものごとを、2,000字程度(1,900~2,100字)で説明する試みをやっていきたいと思います。(出典情報は文字数から除く)

 
人は、完全に自由な状況ではなく、少し制限や縛りがあるくらいの方が、クリエイティビティを発揮しやすいと言われています。心なしか今日の文章は自分の中ではいつもよりまとまっていて読みやすくなったかなと思っています。
 
また、1つの記事は1,000字だと短いし、3,000字だと長いかなって最近思うようになったというのもあります。ただ、いつもは軽く3,500~4,500文字くらいになってしまうので、けずる作業にとても時間がかかっていまいました。
 
もっと短時間でよくまとまった読みやすい文章を書けるよう精進していきたいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

ノンストップで10,000字言葉にしてみて感じたこと

ごきげんよう。「変わっている」と言われるのが何よりもほめ言葉に感じるYAMAHAです。

 

先日、休日を利用して「10,000文字チャレンジ」なるものを実行しました。ノンストップで脳の中身を10,000文字分の言葉にするというなかなかぶっ飛んだアクティビティです。完全に思いつきです。今日は、そんな思いつきでやった変態的活動を通して感じたことをつらつらと書いてみたいと思います。

 

☆10,000字書いてみようと思った理由

私は、毎朝「モーニング・ページ」というエクササイズを行っています。文章のつながりなど気にせず、思いついたことを30分程度書き続けることです。毎日2000字以上を目安に行っています。

 

毎日言葉を大量に出し続けていると、自分が何をしたいのか、どうなりたいのか、そしてそこにはどんな課題があるのか といったことが明確になっていきます。

 

ところが、最近2,000文字では少し物足りなく感じるようになりました。まだ脳の中身を出し切れていない、向き合っていない部分があるような感覚です。

 

そのため、まとまった時間の取れる休日を利用して、いつもの4~5倍の量の10,000文字くらい書けば、スッキリするんじゃないかと思ったんです。

 

やる前の気持ちは、10,000文字とか途中でネタがなくなって、しょうもないことをだらだらと書くだけになるんじゃないかという気持ちも正直ありました。でも、結論から言えば、そんなことはなく、むしろ物足りないくらいでした。

 

☆10,000文字考えるだけなら苦ではなかった

やってみて予想外だったのは、内容的にそんなに詰まるところもなく、書き続けていたらいつの間にか10,000字に達していたことです。別にやろうと思えば20,000字でも書けそうだなっていうのが終わってみての感想でした。

 

一方で、予想外に精神を消耗しました。今回の10,000字に要した時間は2時間11分でいた。2時間以上、ずっと言葉を考えて出し続けていたんです。この作業は、肉体的には全く負荷を感じなかったんですけど、精神的には割と負担がかかっていまして…。ちょっと充電しないとこれ以上はやりたくない、という気分でした。

 

☆10,000文字書いてわかったのは変わらぬ自分

続いて、たくさん書いた内容について感じたことをお伝えしたいと思います。10,000字書いて内容を振り返った感想は、「自分は、いい意味でも悪い意味でも根本的なところは変わらない」ということでした。

 

いつも2,000字書いているときは、こんな課題を乗り越えることができた、次はこんな課題が出てきたのでこんな風に対処してみようといった、ここ最近のできごとや気づきに焦点を当てていました。そして、今回10,000字に挑戦してみると、若かりし頃の自分から現在の自分まで、より大きい時間軸で自分を見直す契機となりました。

 

☆自分のマイナスな人間性はそう簡単に変わらない

まずは、自分の向き合うべき課題について書きだしました。今回自分ブログ運営のあり方に思いをめぐらせてみた時に、自分の希望を実現するための課題が浮かび上がってきました。

 

それは、情報技術やプログラミングの基礎を身につけることだったり、もっとブログの時間を捻出するための時間のやりくりだったりします。このような、学んだりちょっとやり方を変えればなんとかなる課題は少しずつですが着実に乗り越えることができています。

 

一方で、動画をダラダラと見てしまったり、部屋の片付けや整理整頓ができないまま進んでしまったりしていることも、最終的に課題として浮かび上がってきました。実は、これらは「モーニング・ページ」を行った当初からずっとつきまとっている問題点です。

 

私は根本的に怠惰なので、きちんと乗り越えている課題もある一方で、こういった生活面の課題をいつまで経ってもなおせないでいるのです。

 

今回、大量の言葉を吐き出したことで、自分が向き合えずにいる根本的な課題と、改めて直面することになりました。言葉をかえれば、2,000字書き続けているだけでは無意識的に向き合うのを避けていた問題に、10,000字書くことでイヤでも向き合うことになったということです。自分の怠惰で生活面に全く無関心な部分はもはや変わらないので、今後どう付き合っていくのかを具体的に考えるいい機会になりました。

 

☆自分の人間性は根本的にはずっと変わっていない

続いて、「ずっとやりたいかったことを、やりなさい。」という本に載っている、「モーニング・ページ」に書くべき課題について取り組みました。今回のお題は、「自分の子供時代の性質で好きだったものを5つあげる」でした。

 

中学高校くらいまでの、自分が打ち込んだことや対人関係で苦労したことなど、プラスのことにもマイナスのことにも思いをめぐらせました。そして、昔は苦しんでいたことも、今振り返ってみると自分の大切な個性でだと思えるようになっていることに気が付きました。マイナスだと思っていたことをいつの間にかプラスにとらえられるようになったいたんですね。

 

また、今の自分は昔と比べて変わったななんて思っていましたが、子供の頃の性質が変わることなく現在の自分の根っこの部分を形づくっていることが改めてわかりました。「考え方」や「能力」などは変わっても、根本的な人間性はあまり変わっていないことに気付いたんです。

 

以上の2つに共通して言えることは、生まれ持った人間性というものは、そう簡単に変わらないということです。だから、自分のいいところは伸ばして、自分のダメな部分は受け入れて付き合い方を考えていこう、って改めて思えました。

 

☆思わぬ副作用

ところで、10,000字チャレンジには思わぬ副作用がありました。それは、アウトプットのスピードが上がったということです。

 

いつもは30分くらいかけて2,000字ちょっとの言葉を出していましたが、今朝はなんと30分ちょっとで3,000字を超えていました!!地味にうれしい変化です。言葉はいくら出しても出したりないので、もっともっとスピードを上げていきたいと思いました。

 

 

以上、現場から「10,000字チャレンジ」のレポートでした。言葉を出すのが好きな方は、リフレッシュがてらやってみるとおもしろい内面の変化があるかもしれませんよ。

医学部受験で起こった奇跡~センター77%で国公立に合格!?~

ごきげんようYAMAHAです。

 

今日は題名の通り、センター試験77%で国公立大学である鳥〇大学の医学部に合格してしまった生徒の話をしたいと思います。

 

私は昨年度まで、某大手予備校で受験英語を教えながら、医学部クラスの担任をしていました。そして、私が大学受験指導をしていた最後の年に、驚くべき奇跡を目撃してしまったのです。

 

最近は東〇医大の受験差別なんかも問題になっていましたが、そのあたりについても少し記事の中で触れたいと思います。

 

☆加熱する医学部人気

そもそも、医学部受験がどのくらい厳しいのかについてお話ししたいと思います。実は、医学部の難易度は年々上がってきています。

 

グローバル化やIT化など、世の中の変化は年々スピードを増しています。変化が大きいということは、世の中の不確実性が高まっているということです。

 

そんな不確実な世の中では、職業選びも慎重になってしまいます。そんな中でも人気が落ちないどころかうなぎのぼりの職種があります。それが「医師」です。

 

受験業界の多くは、医学部の再受験者たちが支えています。彼ら/彼女らは、様々な動機から、医学部を目指しています。

 

自分の体験から「〇〇という病気を撲滅したい」といった崇高な志を持つようになった人もいれば、「いい暮らしがしたい」、「親がなれと言うから」など、千差万別です。

 

年齢層も様々で、20代前後の人もいれば、30代の人もめずらしくありません。50代を過ぎた方も少なからずいます。

 

☆難易度が高くなりすぎた医学部受験

以上のような背景から、医学部の難易度は落ちるどころか年々高まっていると関係者の間では言われています。

 

国公立大学に行こうと思えば、センター試験で最低85%は欲しいところです。900点換算で765点以上ということです。正直なところ、現在の医学部受験業界においては、85%でも受かる確率は高くありません

 

私も受験指導をしていたころは、「センター試験で85%くらいでは正直バクチになるので、コンスタントに87%くらい、できれば9割とれるような勉強をしてください」と口を酸っぱくして言っていました。

 

なぜこんなことを言うかというと、今までに90%を超えていても医学部に受からなかった人をたくさん見てきたからです。90%を超えたのに医学部に受からない…もはや絶望ですよね…。

 

だから私は、90%以上をとって、満を持してあまり差別のない国公立の中では入りやすい難易度を受験することをオススメしています。

 

☆医学部受験で奇跡を起こした男の物語

そんな厳しい医学部受験において、なんと、センター試験77%で国公立医学部に合格してしまった生徒がいたのです。77%というのは、E判定の中でもぶっちぎりのE判定です。

 

例えるなら、普通の高校球児が大谷投手からホームランを打つくらいすごいことです。歴史的な快挙と言っても差し支えがないくらいのレベルです。

 

そんな奇跡を落とした彼なんですが、いかにして大きなビハインドを乗り越えたのでしょうか。ポイントは、メンタルと出願戦略にあります

 

☆最高のメンタルで向かうことができた本番

彼はお医者さんの家庭で育ちました。そのため、医学部を受験することは必然でした。できれば国公立大学に行きたいけど、経済的には私立大学でも進学できる、そんな状況でした。

 

国公立大学の受験を迎える前に、彼に吉報が届きました。なんと、私立大学の医学部に合格することができたのです。彼はこの時点で「もう、俺の受験は終わった!!」と、もはや安心しきっていました。

 

彼はもうその私大に進学する気満々でした。センター試験は全然点数が足りないため、国公立は無理だと半ばあきらめていました。なので、いい具合に肩の力が抜けていたのです。

 

そして、本番当日を振り返って彼はこう言っていました。「今まで4年間(注:浪人生)学んできた分を出し切ろうっていう気持ちでやってきました。」と。これが最高によかったんでしょうね。

 

プレッシャーやメンタルについてん学んだ方ならご存知だと思いますが、プレッシャーが大きい状況下で最も良いパフォーマンスを発揮できるのは、「挑戦」というマインドになっている時です。

 

プレッシャーからマイナスのプッシュを受けるイメージではなく、プレッシャーに対して自らプッシュしていくイメージと言い換えてもいいです。彼は、自然に「挑戦」マインドで本番を迎えることができたんですね。

 

これが大逆転を生み出した第一の秘訣です。もうひとつの秘訣は、「出願戦略」にあります。

 

☆大逆転を狙う際の出願戦略とは

続いて、出願で逆転を狙う際に大事にしたポイントについてお話ししたいと思います。

 

・例年の受験難易度が高くない

まず、例年の受験難易度があまり高くないところを選ぶ必要があります。同じ医学部でも、東大や阪大などと比べたら、地方国公立大学の方が入りやすいですよね。

 

これと同様に、地方国公立大の中でも、センター試験の目安の点数に1~3%程度の差があります。それは、その学校の歴史(旧六医大である など)であったり、地理的なもの(交通が不便 など)であったりします。

 

・受験差別がない

恐らくこれはスーパー大事なポイントです。最近、東〇医大で受験差別があったと思いますが、医学部受験業界では受験差別があることは半ば常識となっていました

 

受験指導をする側としては、これまでの受験生の実力と結果を照合したり、成績開示の情報を収集したり、大学が公表しているデータなどを見たりしながら、総合的に判断します。

 

フェアな入試をしている大学の例でいえば、島根大学長崎大学などがあります。一方で、明らかに点数のつけ方がおかしい大学もあります。佐〇大学とか鹿〇島大学あたりなんかはそうだと思います。(あくまで私の体感であってみなさん自身で情報を収集してご判断ください)

 

そして、今回出願候補として挙げた鳥〇大学は、過去に受験者がいたわけではありませんでしたが、公表しているデータなどから安全である可能性が高いと判断していました。

 

・受験倍率の変動を予測する

実は、センター試験の得点が十分でない場合には、受験倍率の変動を予測することが出願の際の肝になってきます。もちろん、そんなバクチに頼らない点数をとっていただくのが一番なのですが…。

 

実はこの年、〇取大学は入試科目に変更がありました。それまで英数だけで受験できたのに、そこに理科2科目が追加されたのです。

 

冷静になって考えていただきたいんですが、受験の負担が増えるようなド田舎の大学を好きこのんで受ける人がどれだけいると思いますか??私は山陰出身なので当事者として言えるんですけど、山陰って本当不便ですよ!!新幹線も通ってないし、車ないと満足に移動もできないし…。(山陰や鳥〇大学の方スミマセン)

※補足しておくと、それでも私は長閑な山陰が好きです。

 

なので、絶対に難易度が下がると私は踏んでいました。そして、「その点数だとどこも厳しいからバクチで一発逆転狙うなら〇取大はおもしろいよ」と伝えていました。そして、彼はいくつかの選択肢の中から、バクチをすることを選んだのです。

 

結果的に、倍率はかなり上がりました。でも、それは足切りがない(医学部はほとんどの大学で倍率等で足切りがある)のでセンター試験の点数が足りない人が集まっているだけだから大丈夫だと私は思っていました。その年は、それまで足切りのなかった山口大学足切りをするようになったので、その影響が大きかったのでしょう。

 

☆合格発表は驚きしかなかった

そして彼の合格発表当日、私は昼からの出勤だったので、ゆっくりと出勤しました。そして出勤後の第一報が、彼の「合格」でした。私が「嘘でしょ!?」と、自分で何回も番号を確認したのは言うまでもありません。

 

合格した後の、彼のうれしそうな顔と、信じられずに何回も確認しようとする姿が今でも忘れられません。

 

☆運を味方につける出願を!

厳しさを増す医学部受験においては、「運」も大事な要素であることは間違いありません。それは、今まで受かると思っていた人が落ちたり、受かる可能性がほとんどないと思っていた人が受かったりする姿を見て、強く思ったことです。

 

少しでも「運」を味方につけるために、入試情報など情報収集も勉強の妨げにならない程度に行いましょう。変化のあるところにチャンスありです!!受験指導のプロの意見を聞くことも大切です。そして、日頃の勉強と徳の積み重ねが最も大切であることは言うまでもありません。

 

これから医学部を受験するみなさんのご検討をお祈りします!!

自分の時間の使い方を把握するツール

ごきげんようYAMAHAです。

 
今日は、自分が何にどのくらい時間を使っているのかを見える化するためのツールをご紹介したいと思います。【Studyplus】というアプリです。
 
私も毎日の時間の使い方を把握するためにStudyplusを使っていますが、自分がどれだけやったか/できていないかを図や数字で把握することができるため、大変重宝しています。
 

☆Studyplusとは?

Studyplusは、本来 受験生が自分の勉強時間を把握できるようにするためにつくられた時間管理アプリです。Apple Storeなどで無料でダウンロードすることができます。(画像参照)
 
 
実際に、私は以前、予備校で受験生の学習支援をしていましたが、多くの受験生がStudyplusを利用して自分の学習時間を管理していました。
 

☆基本的な使い方

では具体的な使い方を見ていきたいと思いますが、基本は「教材を登録する⇨勉強時間を記録する」だけです。とてもシンプルです。
 
もともとが受験生向けであるため、まずは「教材」を登録します。教材は実際に販売されているものであれば、検索して見つけることができます。
 

☆社会人の「教材」は自由

受験生の方であれば、自分の使っている参考書をそのまま登録すれば済む話ですが、社会人であれば別の使い方ができます。
 
実は、教材は市販のものでなくても、自分で名称など自由に登録することができます。たとえば、社会人の方であれば「英語」「簿記」、「プログラミング」のように大まかに登録する方もいれば、「TOEIC公式問題集」「スッキリわかる 日商簿記」のように具体的に登録している方もいます。
 
どちらでも問題ないので、自分の使いやすいようにカテゴリ分けするのが一番です。私は、「ピアノ」「英語」「ブログ」などのように分けています。(画像参照)

 

 

☆うれしい3種類の時間の測り方

教材を登録したら、あとは時間を測って記録していくだけです。時間のはかり方には3種類あって、「手動入力」「ストップウォッチ」「タイマー」から選ぶことができます。
 
 
「手動入力」は、自分で時計などではかったものを直接打ち込む方式です。「ストップウォッチ」は、スタートを押してからストップを押すまでの時間をはかって記録するものです。「タイマー」はあらかじめ〇〇分と決めておいて、時間がきたら知らせてくれる方式です。
 
私の場合は、「ブログを1記事書く」「この本を〇章まで読む」のようにお尻を決めて取りかかることが多いので、基本的にはストップウォッチを使用します。記録した結果は画像のようになります。
 

☆記録するときには「メモ」機能を活用しよう

画像の青くなっている部分の「Studyplusについて」は、メモ機能を利用したものです。Studyplusでは、時間を記録できることはもちろんですが、その時間にやった内容などをメモとして残しておくことができます。

 

メモ機能を利用して、読んだ本の書名や、その時に考えたことなどを記録しておくと、意外と便利です。私も、「あの本はいつごろ読んでたっけ?」「あの本を読んで感じたことについて確認したい」といった確認で利用することがあります。

 

☆”実”活動時間がわかるというメリット

Studyplusを利用するメリットの一つとして、「実活動時間」を正確に測定できるという利点があります。誰にでも当てはまることですが、机に向かったり、活動のためにカフェに行ったりしても、本当に活動している時間って案外短いものです。

 

たとえば、読書をしにカフェに1時間滞在していても、実際は30分くらいしか本を読んでいない、なんてことはよくあることです。コーヒーを飲んだりちょっとSNSを見たりしていたら、意外と時間を消費してしまいます。

 

なので、ストップウォッチ機能などを使って自分が「実際に」活動している時間を把握することは、自分の時間の使い方を見なおす上でバツグンの効果を発揮します。

 

実際、以前予備校で医学部受験指導をしていた際には、ある女性が二次試験までの直前期に「1日10時間以上勉強する」と意気込んでStudyplusを使っていました。ところが、いざ測ってみると1日机に向かっていても勉強時間は6時間だったり8時間だったりで、相当がんばり屋な彼女でも10時間には達していませんでした。

 

そこで、彼女は時間の使い方を見直して、最終的にはおおむね10時間の実学習時間を確保することができるようになっていました。最後の方は"実"学習時間で11時間を超えたりしてたので、恐ろしいものです…。そして彼女は無事九大医学部に合格することができました。

 

☆「日」「週」「月」単位で把握することができる

時間をはかるようになったら、自分は何にどのくらい時間を使っているのか、確認したいですよね!?Studyplusでは、「日」「週」「月」単位で学習時間を把握することができます。(画像参照)

 
このように自分が各期間でどのくらいがんばったかが残るとモチベーションが高まりますし、自分の気持ちの波を知るためのバロメーターにもなります。
 

 ☆何をやったかの内訳もわかる

 そして、各期間に自分が何をどのくらいやったかをグラフや数字で確認することもできます。(画像参照)
 
このグラフを見れば、自分が時間を何にどのくらい配分しているのかがわかるため、必要に応じて見直して強弱をつけなおすことができます。
 

☆友人や仲間とつながって励まし合うことができる

最後になりますが、StudyplusではSNSと同様に友だち登録をして、お互いの活動を確認し合ったり、いいねをつけたり、コメントをしたりすることができます。
 
私も人生のモチベーションがどん底のときでも、仲間たちに励ましてもらいながらなんとか活動を続けることができました。
 
その時の仲間たちは目的を果たして卒業してしまってさみしいので、友人登録は絶賛受付中です笑。
 

☆Studyplusまとめ 

 ここまでStudyplusをご紹介してきましたが、内容をまとめておきます。
  • 「実活動時間」を計測し記録できる
  • 「日」「週」「月」単位で自分の時間の使い方がわかる
  • 自分が「何に」「どのくらい」時間を使っているのかが可視化できる
 
ご興味のある方は、試しに使ってみてください(´・ω・`)!