読む人をポジティブにするブログ

大学職員として、英文文書の作成や「ヒト」のパフォーマンスを最大化する仕組みづくりを推進しながら、復業としてブログでの発信や英文法講座などを行っています。アインシュタイン・アプローチを実践しています。人の生き方や個性、心理、性質などに強い関心があり、ブログで学んだことや気づいたことを発信しています。趣味はピアノとDDR(日本191位)です!!

音楽の新しいカタチを見てきました【石川綾子コンサート「アニメクラシック」】

 ごきげんようYAMAHAです。

 

 以前のブログの記事「創作活動が進まない時の充電方法【アーティスト・デート】」でも触れましたが、創作活動においてはアウトプットを続けるだけでは作品を作り続けることができません。意識的にアートや自然に触れることで、インスピレーションを充電する必要があります。創造性の「インプット」と言ってもいいかもしれませんね。

 

 

 私はリフレッシュしたいときには、音楽を聞きに行ったり、深海やアマゾンの魚、めずらしい鳥などを見にいったりします。

 

 そして今回は、7/29(日)に開催された石川綾子さんのジャンルレスクラシックシリーズ2018「アニメクラッシック」を観にいってきました。 

 

 石川綾子さんはバイオリニストで、クラシックの名曲からアニソンまで幅広い楽曲を演奏なさるのがその特徴です。YouTubeにもたくさんの作品がupされています。ここでは魔法少女まどか☆マギカより「コネクト」のヴァイオリン演奏を貼っておきます。本当に素晴らしい演奏なので是非聞いてみてください♪

 

 ところで、コンサートが始まる前にプロフィールを拝見して驚いたのが、石川綾子さんは「国立シドニー音楽院にトップ合格し、首席で卒業」なさった方だそうです。海外の音楽院を出て、しかも首席で卒業…そんなにすごい方だったとは知りませんでした。

 

 観客席を見渡すと、男性はもちろん女性の方や高齢の方、カップルで参加されている方など、意外と幅広い層の方が参加していました。老若男女問わずたくさんの方に人気があるんですね♪

 

 今回は、「ジャンルレスクラシックシリーズ2018」という3部作のフィナーレを飾る公演でした。3作の内訳は、初音ミクなどのボーカロイド曲を中心とした「ボカロクラシック」、80年代・90年代の大ヒット映画ナンバーを中心とした「シネマクラシック」、そして今回のいわゆるアニソンを中心とした「アニメクラシック」です。本公演は以下のような曲目で構成されていました。

 

ETERNAL BRAZE / 水樹 奈々(アニメ「魔法少女リリカルなのはA's」より)

ひまわりの約束 / 秦 基博(映画「STAND BY ME ドラえもん」より)

前前前世 / RADWIMPS(映画「君の名は。」より)

いつも何度でも / 木村 弓(映画「千と千尋の神隠し」より)

シルシ / LiSA(アニメ「ソードアート・オンラインⅡ」より)

君の知らないの物語 / supercell(アニメ「化物語」より)

UNRAVEL / TK from 凛として時雨(アニメ「東京喰種トーキョーグール」より)

Snow halation / μ's(アニメ「ラブライブ!」より)

ライオン / May'n & 中島 愛(アニメ「マクロスF」より)

Story / AI(映画「ベイマックス」より)

そばかす / JUDT AND MARY(アニメ「るろうに剣心」より)

はなまるぴっぴはよいこだけ / A応P(アニメ「おそ松さん」より)

創聖のアクエリオン / AKINO(アニメ「創聖のアクエリオン」より)

only my railgun / fripSide(アニメ「とある科学の超電磁砲」より)

 

  有名な曲もたくさんあるので、アニソンといえども皆さんご存知の曲も割とあるのではないでしょうか。私は今回の曲目では、「ETERNAL BLAZE」や「君の知らない物語」、「only my railgun」などが好きです。

 

 メジャーデビューアルバム「ANIME CLASSIC」に収録された楽曲が中心でしたが、中にはTwitterでリクエストを募ったものから選曲して演奏されたものもあります。それは、千と千尋の神隠しの「いつも何度でも」でした。

 

 曲を選ぶために、リクエストされた曲を片っ端から聞いていったそうです。自分の好きな・レパートリー曲だけでなく、ファンに求められている曲を貪欲に吸収して還元してくださるので、ファンにとってはうれしい限りですよね♪ 先日も夏の名曲というテーマでTwitterでリクエストを募っていたので、私もリクエストしておきました(笑)

 

 実際の演奏ですが、YouTubeの動画のクオリティそのままに、体がぞくぞくするほどの素晴らしい演奏の数々でした。音がすごくきれいなんです。

 

 伴奏のピアノの方も素晴らしい演奏で、アンサンブルが聞いていて非常に心地よかったです。また、同じメロディはピアノとヴァイオリンで主旋律と副旋律を交代させたりと、聴衆を飽きさせないような工夫がなされていました。主旋律を力強く奏でるだけでなく、副旋律で主旋律をひき立てるような演奏もできる方なんだなと、新たな魅力を発見することができました。

 

 また、うれしいサプライズもありました。なんと元AKB48松井咲子さんもピアノ演奏者としてゲスト出演していたのです。松井さんはピアノの演奏家を目指すほどピアノ演奏に打ち込んでいた方で、石川綾子さんとは音楽活動を通して知り合ったそうです。演奏はもちろん素晴らしく、「そばかす」がとても印象に残っています。音楽を通して努力と才能を兼ね備えた仲間をつくる姿を見てうらやましくもありました。

 

 

 最後に、「音楽の新しいカタチ」と題しましたが、何が新しいカタチだと感じたのかを書いていきたいと思います。

 

 第一に、石川綾子さんは「SNS」を効果的に使って音楽家としての知名度を高めた演奏家であることです。ググってみると、以前からクラシックコンサートなどにも出演なさっていたみたいですが、認知度が高まった一番の要因は「YouTube」への動画投稿でしょう。何を隠そう、私もYouTubeで石川綾子さんの「only my railgun」を聞いてファンになったのです。

 

 ピアニストの「まらしぃ」さんも、YouTubeにアニソンなどを投稿してピアニストとしての活動の幅を広げた方ですが、こういった「SNS」への投稿を通じたファンづくりは、現代のプロモーション活動としては大変効果的なものだと思っています。そして、それを見事に成功させた石川綾子さんやまらしぃさんは、SNS音楽プロモーションのフロンティアであると言えるでしょう。

 

 第二に、クラシック演奏の技術をベースとしながらも、クラシックの枠にとらわれない幅広いジャンルの楽曲を演奏していることです。クラシック音楽も素晴らしいものであるのは間違いないのですが、興味を持てなかったり退屈だと感じたりする方がいるのもまた事実です。そんなクラシックに自身のフィールドを限定せず、アニメや映画、ボーカロイドなど幅広い分野の楽曲でネット世代の新たな顧客層を開拓している点で、現代音楽の新たなカタチをつくり出しているといっても過言ではないでしょう。

 

 石川綾子さんのつくり出す新しい音楽のカタチに、今後も目が離せません。彼女は卓越した演奏技術を持つだけでなく我々ネット世代にも親しみやすい楽曲を演奏してくださっているので、ご興味のある方は是非一度聞いてみてはいかがでしょうか。